○九条ネギ

特徴

九条ねぎは今から300年以上前から
京都の九条で栽培されていたことから、この名がつきました。
当時、九条付近では有機質の多い土質で、ねぎに適していました。
九条にある弘法大使のお寺で、「ねぎと弘法大使」という
お話にも登場しています。
葉の内部のぬめりが、ねぎ本来の甘味と
軟らかさの秘密である九条ねぎは、
鍋物、すきやき、ぬたや和物などによく合う、
京都の家庭料理には欠かせない素材です。

種まき

苗床にバラ蒔きします。
育苗後うね幅40センチ株間15センチ位に定植します。

◎ 蒔時
暖地 3月上旬～4月下旬 / 9月上旬～10月下旬
冷地 4月上旬～6月下旬

栽培のポイン

育苗の後、生育した苗を株分けし、
１株ずつ15センチ位の間隔に定植します。
一旦採収した後、半陰地で乾燥させ干葱とします。
干葱の部分を切取り改めて定植すれば
分けつ力がより旺盛となります。

◎ 収穫
暖地 6月上旬～2月下旬
冷地 7月上旬～12月下旬